7月30日
AMAピアノと歌と管弦のコンクール
関東地区大会に私の生徒のHちゃんと、
私自身が出場しました。
私は昨年、生徒として出演した発表会で
思い通りに弾けなかった悔しさから、
この1年間、とにかく場数を踏んで、
怖がらずに臆せず、
人前で楽しんでピアノを演奏することを目標に取り組んできました。
その一環としてのコンクール出場でしたが、
審査員の先生方からいただいたジャッジシートは
本当によく聴き入ってくださったことがわかる
内容ばかりで、私の宝物となりました。
その中のお一人、高雄有希先生からのお言葉が興味深く、
「あなたの弾くショパンは健康的過ぎると感じました。もっと人を寄せ付けないようなペシミズムを感じさせる音色を心がけてみてください」とのこと。
今年の発表会にむけて、とても良いアドバイス、課題をいただいたと、その日から取り組みました。
そして迎えた8月14日の発表会。
薄曇りの空をイメージしたドレスを用意して、
私の中の「闇」を引っ張り出して、
ショパン作曲プレリュード「雨だれ」と、
ショパン作曲ラルゴ変ホ長調を演奏しました。
コンクールでは雨だれを演奏しましたが、
ラルゴは課題曲に設定されていて、
試しに弾いてみてとても気に入ってしまい、
昨日の発表会ではどちらも演奏しました。
私の入賞はありませんでしたが、Hちゃんは
入賞して全国大会への推薦をいただきました。
「新幹線に乗りたいから」という理由で、
全国大会にもエントリーしました。
『子どものための音楽広場和音わをん』は
ピアノ教室ではありません。
Hちゃんは、私のお教室ではなく、
将来のために「ピアノ教室」に通わせたい。
「めぐみ先生ラブ過ぎるから、和音やめられない」
と言ってくれるHちゃん。
愛してくれてありがとう。
私もあなたを心から愛してるから、
私から離すのです。
来年の春からは私の先生の音楽院へ移籍すべく、
少しずつ音楽院でのレッスンも受けてもらおうと思います。
琵琶湖も全国大会も、そこでしか見ることのできない景色を、見てきてくださいね!
0コメント