5月22日、発表会を行いました。
現在生徒さんは34名、うち29名が出演しました。
『明日に希望を持って、祈りを込めたコンサートとなるように』と、《トゥモローコンサート》と
名付けました。
私のお教室は「ピアノ教室」ではなく、
音楽を媒介として健やかな心を育む
お手伝いをする会。
立ち上げて13年が経ちましたが、
音楽は「目的」ではなく「手段」であるという
石川めぐみ流のスタイルを確立できたことを
皆さんに見ていただく発表会となりました。
オープニングセレモニーとして
和音の卒業生のピアノ演奏、
続けて、幼稚園クラスのメンバーでの歌と、
小学生クラスのハンドベルの演奏を。
いつものレッスンの紹介のあと、
個人の発表に移りました。
レッスンの中心となっているメソッド、
『川崎紫明音符ビッツ』の紹介と、
ビッツメロディの速読大会も行いました。
音楽とアートの融合という活動は、
想像力を培うため、曲名を知らされず聴いた曲から浮かんだイメージを絵に描きます。
題材にした曲を私が演奏します。
今回はショパン作曲、前奏曲「雨だれ」でした。
ピアノ教室の生徒さんに
ゲストとして演奏していただく時間も設けました。
最後を締めくくるのは、全員での合唱。
曲はミュージカルアニーより『トゥモロー』を
歌いました。
今回の発表会で、私自身とお教室が大きく成長したと実感できたのは、
今まで生徒さんのレベルに合わせて編曲し、楽譜を
作成することはしていましたが、
今回、幼稚園生の生徒さんのために私が練習曲を
作曲できたことと、
小学6年生の生徒さんが自ら作曲した曲を披露したこと。
本番1週間前に、右手を骨折してしまった生徒さんもいましたが、慌てず工夫して、
まるで最初から左手のみの演奏だったかのように
出演してもらうことができました。
(私がメロディラインをケンハモで演奏)
また、気軽さがいいと最近は大人の生徒さんも
増えました。
今回はお二人の方が出演されました。
生徒さんで最高齢、私の父と同級生のHさん。
昨年亡くなられたご主人に捧げた「別れの曲」。
譜面通りに弾けなかったと悔やまれていましたが、
思い出がたくさん詰まった音色は、
聴いていた皆さんの心に深く響きました。
今回は、発表会当日と前日がお誕生日の
生徒さんがいたので、
私からhappy birthdayの歌のサプライズを。
通常レッスンに戻った今、
生徒さんが口々に「次の発表会は来年の何月に
やるのですか??」と。
次は誰がお祝いされるのか、とても気になっている様子です。笑!
「ピアノ教室に移籍してぜひステップアップを!」と生徒の皆さんにお伝えした気持ちは本心ですが、
「私のお教室は独自になかなか面白い事をやっている」という自負が、
私の心に生まれているのも本当なのかな、と思います。笑
どんなに大変なことがあっても、
私が『生かされている意味』として、
これからも目の前に備えられた仕事に、
精一杯力を尽くしていきたいと思います。
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